創立125周年に寄せて

尾池 和夫

長い間、
京大にいましたが、
60歳ごろまで、
自由の学風なんて考えた
ことがありませんでした。

京都芸術大学学長

尾池 和夫

京都大学理学部 1963年卒業

 教育の認証評価という仕事で、東京大学など多くの大学の評価をしました。そして自分の学生の時を振り返り、京大の自由の学風というのはよかったと初めて意識しました。理学部にいるとき、周囲の人たちは皆、異なる分野の研究をしていました。それでもいつも議論していましたが、何の役に立つかというようなことは議論しませんでした。面白いというだけの意識で議論していました。外から京大を見るようになって最近、自由の学風はどうなっているのかと気になるようになりました。面白いから学問をやるのだという学風を、私たちにも外から見えるように、いつまでも守ってほしいなと思って見ています。

2020.06.25 THU

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